私は高校から40歳までの24年間を東京で暮らし、その後、事情で故郷の高松に帰りました。
現在は瀬戸大橋が開通し、四国にも様々な情報が入ってくるようになっています。
この地のこれからの可能性と、東京で経験した様々な文化・・。
高松や四国にも、多くのアーティストやミュージシャン、その他の文化は訪れてきますが、そのほとんどはホールやライブハウスで、ステージの上のアーティストと観客の関係での出会いです。
それはそれでもちろん素晴らしいのですが、東京にしてもパリ、ニューヨークにしても、そしてコンパクトシティと位置づけられるヨーロッパの地方都市にしても、豊かだなと感じるのはその街の彩りの部分、例えば広場やストリートに多くの表現活動が目にされることで、それはその街やそこに住む人々が体感できる素晴らしい人間のコミュニケーションの源泉になっています。
ごくなにげなく目線上で出会う様々な驚きや感動、そしてこのような街の空間自体が豊かな雰囲気を持つ事・・。
もちろん地元にも素晴らしいアーティストはたくさん活動していますが、他地域のアーティストとも交流できたり、彼らが、他の場所で演奏できることも大きな刺激となるはずです。大きく言えば世界にネットワークしていける可能性があります。
そんな事が本当に街を豊かにするひとつの流れになればと、地元の商店街で現在行われている活動と、東京丸の内のNPO法人「街角に音楽を@丸の内」とを連携してミュージシャンの交流や更なる活動を探っていこうと考えています。
この活動またDiaryで綴っていきますね