2008年4月28日
彫刻家(7代目神形佛師)迫田さん
CD を掛けるとピアノがある部屋に変わります。バイオリンやチェロ、ホルン、ハープ、フルート・・・がそして歌い手までもが突然現れます。音量を上げてみると音が大きくなったのではなく、演奏している楽器や歌っている人に自分が近づいた感じになります。パーカッションなどは、耳に音圧を感じます。そこには確かに人が居て演奏して歌っている。驚きです。
単に音を再生しているのではなく、MS1001が音を造り出している。自身が鳴っている。だから音に歪みがない。まさに”これはすでに楽器である”のコピーの通り。感動です。
これは、私の思い込みで、例えが良くないかも知れませんが、余計なものを限りなく取り除いて極限まで磨き上げる「俳句」や「日本刀」「ワビ・サビ」原点を追求また追求する姿に美を感ずる日本人の感覚が作り出した、日本で生まれるべくして生まれた和のスピーカーのような気がしています。
素晴らしい。最近はラビシャンカール(インド音楽)、高橋竹山、大貫妙子、姫神 諸氏を我が家にお呼び致しております。
Posted: 4月28日, 2008 under ユーザーコメント.