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MY Diary ロハスタウン高松からお届けするグットミュージックダイアリー

Tag: 芸術祭 ジャズ 2010年 瀬戸内 高松 アート 六本木 ピアニスト 日常 ピアノ 国際

2008年6月15日

2010年 瀬戸内国際芸術祭

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昨夜はumie //umie.info/blog/dna/でプロデューサーの北川フラムさんを囲み2010年の瀬戸内芸術祭が熱く語られた。
北川さんの話は情熱にあふれていたが、特に印象に残ったのは「夢の中でであう風景にはDNAの記憶にある様々のエッセンスが含まれている」という話と、「今情報や社会的な立場に裏付けられた自分だけでなく、素の自分の在りようを地方の場に求め始めている人が出てきている」という話、・・。
みな潜在的に心を裸にしたがってるのかな?また混沌の時代に何か古い記憶を探ってるのかな?
島々の活動を支える上で高松陸上部隊の役割は大きいと思う。
アートは乱暴にいうと、日常を違った視線で感じられるもの。
地元の自然な流れにそった文化が一番大切だが、違う風が吹いたとき見慣れた風景は科学変化をおこす。
そのヒントを香川の人々に紹介し、ごく自然にアートの面白さを感じてもらったらこの芸術祭への興味の入り口になるかも・・。
「触発される、INSPIRE」が日常に想像力を与える。
高松、商店街のできることを皆それぞれやっていこう。
今日はドームで丸亀町のまちづくり会社のみんなで企画したアートカフェが開催された・・。
とてもいいイベントでした。
ここに構えることなく、違う風が吹き込む機会があると素晴らしいと思う。
夜は高松のジャズの育ての親、故加藤さんの7回忌、山本剛トリオを聴きに・・。
やはり素晴らしいピアニスト、エロルガーナーや菅野さんの流れの本当に粋にうたうピアノです。
今はなき六本木のジャズクラブ「ミスティ」のハウスピアニストだったころ、何度か聴きに行った。耳の肥えた六本木の大人を魅了してきた心に染み入るピアノ。
どんなにテクニカルにうまくっても「うた」が流れてないアドリブは人に響かない。柔らかなアトモスフィアは生まれない。
久しぶりに感じた。ああやっぱりこれこそが素敵なものなんだと思えるライブ。
映像も教則ビデオも何でも手にはいる今、これから誰がこんな美しいジャズを継いでいくのだろう。