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MY Diary ロハスタウン高松からお届けするグットミュージックダイアリー

Tag: 大貫妙子

2011年1月29日

エムズシステム 波動スピーカーと坂本龍一さん

最近の坂本隆一さんのコメントには「生の音の力」についての記述が多くあります。演奏するにあたって、PAを通した瞬間に何かが変質するという視点です。本来のピアノの音は空気を通じて部屋の様々にぶつかって空間の響きとして人に届く。誰もピアノに耳をくっつけてその音を感じる人はいない。PAを通して2つの音源から音を出すこと自体に違和感がある・・・とか、正確ではありませんが、何かそのような論調だったかと思います。

また、ピアノの音の構築を昔は点で感じていたが、今はもっと広く感じるとか、そのような事もキーボードの雑誌に書かれていました。

坂本さんご本人は、エムズシステムの波動スピーカーを所有されています。リビングにおいてらっしゃるとの話やら、スタジオで卓の上に置いてあったのも、写真で見かけたことがあります。前述の内容は、何か波動スピーカーの素晴らしさの決定的なポイントに大変近い感覚を述べてらっしゃるようで興味深いです。

楽器に近いとされる波動スピーカーは、それ自体が楽器や身体(ボーカリストの場合)から発せられるバイブレーションを持っています。よって演奏者が音を発しながら感じている音楽のソウルフルなもの、情緒的なものが伝わってきます。

今日も、ある素晴らしいボーカリストにMS1001Mをお送りしました。先日高松を訪れ、space Ariaでこの音に出会って驚嘆され、「最も感じるスピーカーを探していたから。音を小さくしても凄い!出会ってしまった!!」と生活に取り入れてくれました。本当に多くのミュージシャンが「自分のCDを聴いて鳥肌がたつ!」など素晴らしい評価をしてくれます。

2010年11月21日

波動スピーカーとソングライター

大貫妙子さん、佐野元春さん、荒井由美さん、大瀧栄一・・。日本語が新しいニュアンスで紡がれ音楽になり始めた時代のソングライターと呼ばれる人々。

人に届く言葉を歌う人たち。

どんなにやさしい気配の言葉も、強い言葉も、言葉はそれ自体力を持っている。まるで蝋燭の小さな炎も薪の大きな炎にも世界が感じられるように・・。つまりアーティストが放つ言葉はその力を充分考えられて選ばれたものではないでしょうか。

彼等が言葉を放つ時その後ろに多くの色が感じられます。無意識のうちにでも・・。

つないだ手に夏の匂い 海へと続く道 光る波とひとひらの雲 遠い蝉時雨(大貫妙子さん 四季より)

言葉はアーティストから解き放たれ、中空に放たれた時、観衆のそれぞれの想いと繋がります。

波動スピーカーで生まれるアーティストの言葉の響き。その奥にその言葉が発せられた時の感情が見事に見えてきます。またどのようなニュアンスでその音を作りたかったかも・・。

音楽が立体的な世界を持って届けられます。

2010年11月16日

UTAUの素晴らしさ

大貫妙子さん、坂本龍一さんの「UTAU」、知った曲、初めての曲、全て大貫さんの凛とした美しい日本語に彩られています。

a Lifeは大貫さんの希望が感じられ最高です。

このような言葉の響きは波動スピーカーの独壇場です。大貫さんの息遣いが存在感を持って伝わってきます。

今、このような情報が溢れる時代の中で、物事が輪郭を持つ意味はとても大きいです。そのことに感受する人もとても多いと思います。今は余計なものをそぎ落とし、大切なものと向き合う時代かも知れません。

エムズシステムの波動スピーカーの素晴らしさは、音楽の発する原点の響きを伝えてくれることです。皆さんのうれしいコメントに勇気付けられます。