エムズシステム 波動スピーカーと坂本龍一さん
最近の坂本隆一さんのコメントには「生の音の力」についての記述が多くあります。演奏するにあたって、PAを通した瞬間に何かが変質するという視点です。本来のピアノの音は空気を通じて部屋の様々にぶつかって空間の響きとして人に届く。誰もピアノに耳をくっつけてその音を感じる人はいない。PAを通して2つの音源から音を出すこと自体に違和感がある・・・とか、正確ではありませんが、何かそのような論調だったかと思います。
また、ピアノの音の構築を昔は点で感じていたが、今はもっと広く感じるとか、そのような事もキーボードの雑誌に書かれていました。
坂本さんご本人は、エムズシステムの波動スピーカーを所有されています。リビングにおいてらっしゃるとの話やら、スタジオで卓の上に置いてあったのも、写真で見かけたことがあります。前述の内容は、何か波動スピーカーの素晴らしさの決定的なポイントに大変近い感覚を述べてらっしゃるようで興味深いです。
楽器に近いとされる波動スピーカーは、それ自体が楽器や身体(ボーカリストの場合)から発せられるバイブレーションを持っています。よって演奏者が音を発しながら感じている音楽のソウルフルなもの、情緒的なものが伝わってきます。
今日も、ある素晴らしいボーカリストにMS1001Mをお送りしました。先日高松を訪れ、space Ariaでこの音に出会って驚嘆され、「最も感じるスピーカーを探していたから。音を小さくしても凄い!出会ってしまった!!」と生活に取り入れてくれました。本当に多くのミュージシャンが「自分のCDを聴いて鳥肌がたつ!」など素晴らしい評価をしてくれます。
Posted: 1月29日, 2011 under 波動スピーカー, 演奏家のいない演奏会.
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